帰化申請に必要な期間と費用
帰化申請に必要な期間
帰化申請の準備
帰化申請は、帰化申請者の家族関係や生活環境によって、必要となる書類が異なってきますので、専門家や法務局に相談をした上で、必要書類を提示してもらいましょう。
帰化申請書類の作成と収集
帰化申請に必要な書類がわかったら、その書類の収集と作成に取り掛かることとなります。
提出書類には、帰化申請者本人が作成する書類と官公庁から取得する各種書類がありますが、各所書類には、それぞれについて有効期限がありますので注意が必要です。
また、韓国語や外国語で記載されている文書などは、日本語に翻訳した上で、翻訳者の住所・氏名を記載する必要があります。
帰化申請書類の提出
申請書類が揃ったら、法務局に申請を行います。
申請書類に不備などがある場合は、あらためて担当官から指示があります。
その際は、再度不備書類の訂正や収集を行い、再度、日時をあらためて、申請を行う必要があります。
申請書類が無事受付されると、受付日から数ヵ月後に、申請者ご本人への面接が行われます。
面接の内容は、提出した書類の内容を中心に行われます。
また、その折り、追加書類を指示されることもあります。
帰化の許可・不許可の裁定
最後に法務大臣の決裁を経て、帰化申請の許可・不許可が決定されます。
申請の許可、不許可にかかわらず、法務局から帰化申請者に通知があります。
また、許可された場合には官報に告示されます。
帰化申請は、おおよそ以上のような流れとなっていますが、特別永住者の方々の場合、申請から裁定が下りるまでには、おおよそ6カ月から8カ月程度の期間が必要となります。
帰化申請に必要な費用
帰化申請を行うためには、様々な必要書類を収集する必要があります。
その中には、韓国文書や日本の官公庁で取得する書類など多岐にわたります。
また、必要書類の中には、なかなか集まらない書類もあるなどして、その書類一枚を集めるために、何度も役所へ行く必要がでたり、取得までに数週間かかったりすることなどもあります。
また、韓国文書は日本語に翻訳する必要もありますので、相当な実費が必要となります。
当法人にご相談に来られた方でも、過去に申請をこころみて断念された経験のある方や、申請するために必要書類を集めだして、1年近くかかっている方なども来られます。
当事務所では、ご依頼いただいて、おおよそ1カ月程度で申請までのご準備をしています。
例)会社員の方の申請にかかる費用
帰化申請にかかる期間と費用 |
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- | ご自身での申請 | 当法人での申請の場合 |
労力 | 平日に役所に何度も行く必要があるなど、多くの時間を取られます。 | 申請者ご自身が、申請の準備に時間が割かれることはほとんどありません。 |
申請までの期間 | おおよそ半年~1年程度 | おおよそ1カ月 |
費用 | 書類の収集費用や交通費などで2~3万円程度 ※会社経営者の方の場合は、必要書類が多いため、より高額となってしまいます。 |
収集費用0円 交通費0円 |
翻訳費用 | おおよそ20枚程度が必要となります。多くの翻訳会社では、それら全てを翻訳すると、一枚3000円程度、6万円程度は必要となるでしょう。 | 翻訳費用0円 |
合計 | おおよそ8万円程度は最低でも必要かと思われます。 | 会社員の方ですと、報酬額115,500円のみ。 その他の追加費用などは一切必要ありません。 |
ご自身の労力と費用を考えると、専門家へのご依頼についてもご一考いただいてもよいかもしれません。
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ひかり行政書士法人では、帰化申請に関して、お電話にて代行サービスのお申込み・お問合わせを承っております。帰化申請についてのご相談は、お気軽にお問合わせください。